・シミ&シワシミ&シワの原因 「紫外線対策だけではなく、 暑くても、できるだけ運動量を増やし、 冷たいものを摂りすぎないように気をつけよ」 「シミは身体の中からもケアできると確認し 食生活への気配りも大切と心得よ」 「シワの原因を改善するには皮膚の土台を 再生させる日頃からのケアが大切と心得よ」 シミ シミの正体はメラニン。メラニンとは、私たちの皮膚の色を作り出してる色素のこと。実はこの部分だけ多く出てしまったのがシミなのです。 ソバカス シミと勘違いしやすい。遺伝的要素が多きいもので、子供の頃から出来ているのがほとんど。20才を過ぎてから出た物はソバカスはなく シミです。 ホクロ 同じ肌の上に出来る黒い物体、ホクロ。これは、ホクロを作り出す細胞が別に存在するため一般的なシミとは少し違います。 シミと呼ばれるモノのほとんどが老人色素斑。 一定の年齢にならないと出ないかとおもいきや、年齢に関係なく出来てしまうのです。そして、この老人色素斑(シミ)には、こんな特徴が・・・。 年齢に関係なくシミは出来、シミは歳と共に大きくなっていく。 クルミ大くらいにまでなる。 シミ、シワの原因は日焼けから 紫外線が皮膚に当たると、奥の真皮にまで到達します。すると、その 刺激を受けたメラノサイトが、皮膚細胞のDNAを守る為に、褐色のメラニ ン色素を分泌します(サングラスの役割)。これがいわゆる日焼けのメ カニズムです。 身体の防御反応である日焼けは、細胞の生まれ変わり、ターンオーバ ーの周期で、次第に薄くなっていくのですが、紫外線対策をしなかった 若い頃の日焼けや、日常生活で、紫外線を防ぎきれなかった場合、傷つ いた一部のメラノサイトが本来の働きを失い、爆弾を抱えるという事態 になります。このシミ爆弾は、紫外線のわずかな刺激で、必要以上にメ ラニン色素を製造し、暴走してしまうのです。すると、例えターンオー バーが正常に行われていても、メラニン色素はどんどん蓄積、シミとな って表面に現れてしまうのです。また、真皮に到達した紫外線はお肌の 弾力を保つ繊維を切ってしまうので、その結果、皮膚が窪み、深いシワ が刻まれることに。一度できてしまったシワは、回復するのにおよそ300 日もかかると言われています。 シミ・シワをつくる更なる原因 夏に、こんなことしていませんか? 1. 暑いので、ついつい冷たいものばかり食べてしまう。 2. 化粧を落とさないまま、ついつい寝てしまう。 3. ついついクーラーをつけたまま、寝てしまう。 4. 動くのがおっくうになり、ついついダラダラしてしまう。 一つでも思い当たる人は、要注意です。あなたが、この4つをついついやってしまったその時あなたの身体の中では思いもしない悲劇が始まるのです。その結果、全てのしわ寄せはお肌に現れてきます。お肌ではシミ・シワがどんどん増殖し、紫外線対策だけでは、シミ・シワを防ぐことはできないのです。 冷たいものばかり食べる 冷たいものばかり摂っていると、肝臓に負担がかかり、働きが鈍くなってしまうのです。肝臓の機能が悪くなると、全身に影響を与えます。その1つがお肌と言えます。 肝臓の働きは全身の血液をいったん集め、浄化・解毒を行う重要な臓器で、血液に含まれる老廃物や身体に害のある物質を取り除き、皮膚などを構成するタンパク質や酸素を与え、再び全身に送り出します。 一方、肌の細胞では肝臓から送られてきた血液から、必要なものを受け取り、新しい肌を作り出す活動、新陳代謝を行っているのです。 冷たい食事からシミのできるメカニズム 1.体内に入った冷たいものは、胃の温度を下げ、消化 作用を弱めます。 2.その結果、食べ物はきちんと消化されず、本来、胃 酸で排除されるはずの雑菌などが、生き残ったまま腸 に進むのです。 3.小腸や大腸は、これに過敏に反応します。有害物質を 外に押し出そうと、腸液を大量に分泌し、腸の中は下 痢状態になります。 4.実は恐ろしいことに、この時、便や雑 菌などの有害物質の一部が、腸壁の 隙間から吸収され、肝臓に集中してし まいます。肝臓は、その有害物質の処 理に追われ、本来の浄化・解毒作用がおろそかにな り、老廃物が混じったままの血液を、全身に戻してし まうのです。 5.その結果、お肌には、老廃物まじりの血液が届き、そ の老廃物が、お肌の細胞の回りにどんどん蓄積されて しまいます。 6. 細胞を傷つける老廃物に、メラノサイトが反応し、老 廃物を退治しようと、メラニン色素をどんどん生産。つ まり、ここでも、紫外線を浴びていないのに、メラノサイ トの暴走が始まってしまうのです。 更に、有害物質の処理に追われた肝臓は、皮膚などのからだに必要なタンパク質の生産が追いつかなくなり、大切なお肌の新陳代謝が遅れてしまうことにも繋がります。 紫外線対策がどんなに完璧でも、肝臓の働きが衰えてしまうと、シミは出来てしまうのです。 対策法 冷たいものを食べる時は、それだけにせず、必ず、温かいものを一緒に摂るよう心掛けましょう。 化粧をしたままでいる 1日でも化粧をしたまま寝てしまうと、肌の老化がより進んでしまうことになります。それは厳密にいうと、回復することはありません。つまり、一度傷ついてしまった肌の細胞は、ターンオーバーで剥がれ落ちるまでは、肌に残っている、という事なのです。 化粧を落とさない状態でお肌の内部はどうなっているのでしょうか? 残った化粧品が毛穴をふさぎ、出口を失った皮脂は皮膚の内部で酸化してしまいます。特に夏は、睡眠中の皮脂の分泌が一年で最も多い時期。その結果、炎症を引き起こしてしまうのです。夏用の化粧品は、ウォータープルーフなど、落ちにくい工夫がなされたものが多いのでいつもより念入りに落とさないと、化粧をしたまま寝るのと同じことです。 皮脂が酸化されて過酸化脂質に変わると活性酸素を発生させてメラノサイトを刺激します、メラニンが作られシミの原因になります。 化粧等の汚れによってできるシミのメカニズム 1. 化粧品等による汚れによって毛穴がふさがり、皮膚 内部で皮脂が酸化します。 2. 皮脂の酸化が進むと活性酸素が大量に発生、細胞を 傷つけ始めます。 3. その危険を察知したメラノサイトが、活性酸素から細 胞を守ろうと、メラニン色素を大量に生産。 4. 紫外線を浴びていなくても、皮脂の酸化が進むと、 メラノサイトが暴走してしまうのです。 対策法 気をつけるポイントは、毛穴で、帰宅後、化粧を落とす前にクーラーにあたったりすると、毛穴が収縮し、汚れが落ちにくくなります。特に、化粧が落ちにくい夏は、入浴や、蒸しタオルで毛穴を十分に開かせてから、肌ケアをして寝るよう、こころがけましょう クーラーをつけたまま寝てしまう クーラーをつけて寝ると、肌の水分量が激減。この乾燥状態が小じわの原因になるのです。 皮膚は乾燥すると、表面の角質細胞が変形します。その隙間から水分が蒸発し、その結果、ハリを失った部分が陥没してきます。そして小さなシワを作ってしまうのです。これは男性も同じことです。ついつい、クーラーをつけたまま寝てしまうと、あっという間に老け顔になってしまう危険があるのです。 対策法 湿ったバスタオルなどを部屋干しするだけでOK。これだけで湿度は、小ジワの危険が回避できる、50%にアップします。 ダラダラ生活 ダラダラして運動量が減ると、体内の血液循環が鈍くなってしまいます。すると、当然、肝臓の働きも鈍くなり、本来の機能低下をおこします。この状態を続けていると、やはり処理しきれなかった老廃物が皮膚に溜まり、その結果、シミを作る最大の原因、メラノサイトの暴走が始まってしまうのです。 シミ対策のポイントはβカロチンと亜鉛! 【βカロチン】 βカロチンは、脂溶性のスカベンジャー。細胞内で活性酸素を除去する働きがあるため、活性酸素の害から肌の細胞を守ることができる。 【亜鉛】 [シミ対策の為のβカロチン、1日の摂取量は14ミリグラム] これはニンジンなら1本 ほうれん草なら1束で十分な量 料理が苦手なら市販の 野菜ジュース 亜鉛は10mg(一日の摂取量) シワ対策 対策1 顔のストレッチ 【顔のストレッチ】 この方法はシワに対してどんな効果があるのでしょうか? 実は顔の筋肉でシワを伸ばす効果。 <効果1> 例えばいつも眉間にシワが出来てしまう人が眉を上げるなど違う表情をすることでシワを伸ばす。 <効果2> さらに、それを支える筋肉をつける土台修復にはなりませんが、小ジワには有効のせんが、小ジワには有効の方法と判明! 【顔の表情筋】 表情筋にはおよそ30種類の筋肉があり、表情を作ったり、瞬きや口を動かすなど顔の筋肉は全てこの表情筋によるもの。 ※表情筋の特徴=身体に付いている骨格筋は、骨から骨に繋がっているが、表情筋は、骨から皮膚や皮膚から皮膚といった繋がり方をしているため、皮膚表面に細かい動きを与えることが出来る。 対策2 睡眠 では、身体の内側からの対策は? と、言うことで目を付けたのが「キチンと眠ること」 毎日決まった時間に充分眠る等、規則正しい生活をすると、体内では脳内ホルモンの【メラトニン】が正常に分泌され、人が本来生まれ持つリズム”体内時計”が整えられる。実はこの事が皮膚にも影響を及ぼしていました。 【ターンオーバー】 ターンオーバーとは、皮膚が新しく生まれ変わる【新陳代謝】のこと。 紫外線や乾燥のダメージを受けると、修復を急ぐあまり新陳代謝のスピードが一時的に3倍以上になることもあり、不完全な細胞が次々生まれて、シワの原因になります。 この乱れた速度を調節してくれるのが【メラトニン】 ★ワンポイント! これは規則正しい生活が無理でも寝る1時間前から照明を暗くすれば有効とのこと。 対策3 入浴 【入浴】 また、入浴する事でも、全身の血行が良くなり『糖質コルチコイド』というホルモンが分泌されて、新陳代謝が正常化します。 しかし、改めて新陳代謝が起こる場所を見てみると、主に表皮あたり。なんと!一般的な対策は表面の小ジワ向けのものだった! 対策4 食事 切れたエラスチンや、硬くなったコラーゲンは元に戻らないが、新たに線維を合成し弾力を回復させる2つのポイントがあるのです。 一つ目は食事。 エラスチンとコラーゲンの新たな合成に必要なの摂取。ビタミンCなどの多い野菜や果物。それに良質な「タンパク質」がコラーゲンを作ることは知られていますが、エラスチンも、この「タンパク質」が原材料。ただし、材料だけ摂取すればいい、という訳ではないのです!皮膚の土台に栄養を送り続ける為の「橋渡し役」が必要!その役割を担っているのが、エラスチンとコラーゲンの隙間部分を埋めている水分。そして、その水分をゲル状になって、たっぷりと抱え込み、皮膚の土台の水分量を保ってくれる重要な物質こそが【コンドロイチン硫酸】というもの。 ●食材 コンドロイチン硫酸は年齢と共に体内から減少する為、食事で摂る必要 があります。さて、何を食べればいいのでしょう? 実はコンドロイチンはギリシア語で『軟骨』の意味。元もと、軟骨の研 究の中で発見された物質です。 例えば、軟膏のある関節部分では、水分を保持してゲル状になり潤滑油の 働きをします。 ということで、おすすめの食材は『軟骨』! 肉では、唐揚げ・焼鳥でお馴 染みの「鶏軟骨」と「豚軟骨」。そして、魚 では頭部の鼻軟骨という部分に多く含まれる。鼻軟骨の大きい全体的に大 きめの魚。「サケ・マグロ・ブリ」等の頭。その際、コンドロイチン硫酸 は、水に溶けやすいので、アラ煮やカブト煮は煮汁も全部頂きましょう。 更に、家庭でも扱い安い食材なら含有量は減りますが、軟体動物の「イ カ」や「タコ」もおすすめ!軟体動物の場合は、皮の方に多く含まれてい るので「スルメ」などが皮ごと食べられる。干してあっても、コンドロイ チン硫酸はしっかり残っています! 詳しくはこちら↓ 『シミ&シワの真犯人』へジャンプ 『シミ』へジャンプ 『シワ』へジャンプ |